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「癒し」とはそもそもなんだろうという話から
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今、「癒し(いやし)」を求める人ってほんと多いね。 |
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うん、「癒されそうだから」という理由で
パステルに興味をもつという方も多いよね。 |
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その感覚、すごくわかるなあ。
やさしいトーンとか、キレイな色は、なんか気持ちいいっていうか、
心が落ち着く気がするっていうか。 |
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あざやか色合いとふんわりとしたトーンが出しやすいってのは
パステルという画材の特長の1つだからね。 |
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でも、よく「癒し」とか「癒されそう」って言うけど、
そもそも「癒し」ってなんなんだろう。
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「癒し」という言葉が一般層に広がってからずいぶんたつけど
今は、すごくライトな意味合いで使う人と、
怪しくおかしな方向で使う人と分かれちゃっている感じがするよね。 |
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ちなみに、僕は昔、ラジオ番組とかやってたんだけど、
そのときは「feel」とかそれ系のアルバムが出だした頃に
「癒し」、「ヒーリングミュージック」なんて言葉を
急に聞くようになった記憶があるよ。 |
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音がやわらかくて、
聴き心地のいい曲を集めた音楽アルバムですね。 |
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そう。それで「癒し」という言葉が
すごいスピードで
一般層に広がっていくのを体感して。
で、「ほかの癒しは」ということで、植物とか香り、絵なんかも
「癒しの〜」「ヒーリング〜」とか広がっていった気がするよ。 |
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歴史を紐解けば、キリスト以来〜なんていう人もいるだろうけど
あくまで一般層に広がってきた頃って話だからね。
その頃は、ふだん、そんなこと言わないような人まで
「癒しっていいよね」とか言いだしちゃって(笑) |
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でも、その頃は、「自分を癒すなんて変だよね〜」みたいな声も
多かったんだよ。だけど、今の世の中をみれば、
「癒し」ってものが完全に認知されちゃったね。 |
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今って、キレイな癒しもあれば、
癒しを利用したうさんくさいものもいっぱいあるよね。
これからの時代、「癒し」ってどうとらえていったらいいのかなあ。
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「癒される」ってのは、
「気持ちが軽くなる」「心地よくなる」「いい気分になる」こと。
このぐらいの感覚でとらえておくのがいいと思うよ。
あとは手段の話だからね。 |
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よくわかるなあ。大事なのは手段をどう選ぶかってことだね。 |

どうしたら癒される?パステルのつかいかた1

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じゃあ、本題だね。パステルを使って癒されたいとしたら、
どうしたらいいのかなあ。 |
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うん、簡単なことだよ。
たのしい絵やかわいい絵、キレイな絵を描けばいいんだ。 |
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うん、それだけだよ。
じゃあ、逆に聞くけど、そのほかになんかいる? |
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いや、だから、なんか特別なこととか
それ専用の絵とか・・・。 |
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うん、じゃあ、パステルから離れて考えてみようよ。
りっちゃんは、ストレス解消したいときに何かする? |
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ええ〜、そうだなあ、甘いものいっぱい食べたり、
カラオケで歌いまくったり、あ、旅行もいいなあ。
体を動かすのも、スカッとするなあ。 |
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それはなんで、ストレス解消になるの?
どうしてスカッとするの? |
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だって、たのしいし、おもしろいし、発散できるし、
いい景色みられたらステキ〜って思うし、
しあわせ〜って気持ちになるし! |
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だよね!それで心、楽になってるでしょ?
いい気分になるよね。元気になるよね。そーいうことだよ。 |
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カラオケだって、食べることだって、旅行だって、体動かすのだって、
ほんと気持ちがよくて、心が軽くなるよね。目的を考えれば、
「なんちゃってセラピスト」とか「うさんくさいヒーラー」たちに
頼ることなんて全くないよね。 |
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「癒し専門」からしか得られないもの、ではない・・・。 |
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そう、だから「癒し」って言葉のイメージに
ひっぱられすぎちゃってるんだよね、みんな。
癒しっていうと、静かに、心にしみこむようにとか思っちゃうけど
そういうのは手段であって、本質じゃないんだよ。 |
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なるほど!「癒されるために」何かをするのではなく、
大事なのは「結果的に癒されればいい」ってことだね。
これ、似ているようだけど、すごく大きな違いがあるなあ。
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だから、「なんで癒されたいの?」って考えるといいよね。
「心がもやもやしているから」だったら、「気持ちが晴れること」が目的。
なら、スカッと面白い絵を描いて、みんなで思いっきり笑えばいいんだよ。
それで気持ちが晴れれば、目的達成だよね。 |

どうしたら癒される?パステルのつかいかた2

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たのしいことをやれば元気になる!
かわいいものに触れればやさしくあったかい気持ちになれる!
面白いことをすれば、笑える、気分がよくなる! |
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パステルも同じだよね!
そういう絵を描けば、自然に癒される。 |
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うん、かわいい絵描いたり、キレイな風景描くのって
ほんとたのしいし、気持ちがいいんだよね。そういうことだよ。
癒しというのはあくまで結果。
儀式も、特別なことも、専用の絵も、全く必要ない。 |
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つまり、何か特別なことをするのではなく
純粋にパステルをたのしめばいいってことだね。 |
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そう!だから、「癒し」とか「ヒーリングなんちゃら」とかそういうことを
専門に掲げているところにわざわざ行く必要はないんだよ。 |
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ちなみに、そういうところで
パステルの表現や技術的に新しいことを習えるってことは? |
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ゼロ。だってそういうところで使っている技法は、
パステルドリーミングアートの教室で1枚目に習う程度のものだよ。
ぶっちゃけた話で言えば、そこすらも到達していないよ。 |
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うちの100以上ある技法でいえば、1にも到達していないものを
「癒し」「ヒーリング」「スピリチュアル」というパッケージにして
神聖なものだよってのは、人としてどうなのかって話だよね。 |
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聞こえのいい言葉じゃなく、やっていることを見るってのが大事だよね。
光、エネルギー注入、宇宙、パワー、導き、ステージ、奇跡、治癒・・・
どれも怪しい宗教が大好きなことばっかりだよね(笑)。
つまりは、そーいうことだよ。 |
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たのしく夢のある絵を描くのがいちばんいいね!
気持ちがいいし、面白いし、気分がよくなるし、友達も誘いやすい!
それこそがパステルにおける「癒し」ということだよね。
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そう!パステルドリーミングアートは、みんながたのしめるように
つくられているから、いろんなつきあい方ができるんだよね。
ふんわりした絵は、ほんと心地がいいよ。 |
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■パステル絵って何?どんなアートなの?
■個人で描きたい、趣味で描きたい。講座の予定を知りたい。
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