こんにちは、パステルドリーミングアートをつくったひと、たかはしりょうたです。 パステル学校の代表をしています。 ここでは、パステル学校設立の経緯と パステル学校とは何かについてをお話していきます。 パステルアートを伝える活動を続けていく中で、 既存のパステルアートの資格は 資格取得者は多いものの、技術的に未発展な部分が多く、 大きな問題がみえてきました。 まずは技術や指導方法が全く形になっていないので、 活動につなげられない人がとても多いこと。 ノウハウが何もないので、資格を取る講座を受けても何も残らないんです。 技術も実に浅いので、教室を開こうにも、 すぐに教えることがなくなってしまうんですね、既存の資格では。 (自分も実際に受講して、大きく失望した人間です) 次に、「短時間で描ける絵」=「簡単だから努力するのはおかしい」という 首をかしげるような考え方が、冗談抜きで広まっていること。 「パステルは下手でいい絵なんだから、講師が努力をするのはおかしい」などと 信じられないことを 平気で言う有資格者がいたりします。 なら、あんたも資格をとるとか、余計な手間はかけなくていいじゃないかと つっこみたくなりますが、 そのような人の描く絵は、100% 「雑でいい加減」です。 「雑でいい加減」は、 簡単とか、短時間で描けるとか、上手下手だとか以前の問題です。 つまり、そうした人は、シンプルと雑の区別がついていないのですね。 シンプルなものほど難しいものであり、 人に喜んでいただくことほど難しいものはありません。 そうしたことの分かっていない講師を量産している現状は 目を覆わんばかりです。 3分の舞台のために、3分しか練習をしない人間はいません。 「どうせ100mしか走らないんだし、練習は100m走るだけでいいよね」という 100m走の選手はいません。 最高を目指して練習する、努力を重ねる。 まして、それが生徒さんのためのものなのであれば、なおさらです。 また、既存のパステルアートの資格では、 誤った方向のスピリチュアルや偏ったビジネスに走る人間も多く、 非常によろしくない状態であると感じています。 普通の人から見たら、 何の力もない人が「この絵にパワーを入れますね」だとか 「あなたの天使が見えます。それを描きます」だとか 「エネルギーアートを描きます」とか、はっきり言いますが、 こういう人たちは怪しい以外の何者でもありません。 また、そうした人たちは得てして、高額な受講料をとり、 「みえないもの」を「それっぽいことを言って」お金を出させる、 いわゆる「スピリチュアル商法」「エセスピリチュアル」な行為をしています。 はっきり言っておきますが、パワーを入れるだとかあなたの天使を見るとか そんなものは、パステルの資格を取る際のカリキュラムには一切入っていません。 人の内面、心、愛、見えないものが大切と言っておきながら、 こうしたことをやるというのは非常に皮肉なものです。 そうしたよろしくない活動をしている人間たちが 「パステル」という画材を使うことで、 このままでは、本来、長い歴史のあるパステルという画材のイメージが 短期間のうちに悪くなってしまう可能性があると考えています。 実際、純粋にパステルを楽しみたい有資格者の人たちも、 そうした人たちの数が増えてきたことにより、活動がしにくくなっているという 問題も出てきました。 本来、資格は「守るべきこと」「伝えるべきこと」があるはずなのに 既存のパステルの資格発行機関は、 そうした現状に何も動くことはしていません。 もはや資格だけを発行する「形だけのもの」になってしまっています。 そうした現状を打破するために、 「きちんと学べて、きちんと使える。 そして、みんなが楽しめるパステルを伝える」 という信念を持って設立したのが、パステル学校です。 パステルという画材ならではの色合いを生かした 夢のあるアートを伝えていく。 パステルの可能性(夢)をどこまでも追求していく。 そうした思いを込めて、「パステル・ドリーミングアート」という名称をつけました。 パステル学校の創始者であるたかはしがパステルに触れたのは 「パステル和(NAGOMI)アート」でした。 ふとしたきっかけで興味を持ったパステルをを追求してみようと 資格をとるための講座を受けたところ、正直、愕然としました。 「これが何万も払って、習うことなのか・・・」 パステル和アートは、確かに簡単に描けますが、 実に「雑」で、仕上げに対する考え方が非常に甘く、 とても綺麗な絵とは言いがたいものばかりを資格講座で習ったのです。 正直、「技法」と呼べるようなものもろくになく、 最初の1時間で習ったことを延々続けるだけ。 あげくの果てには「自由に描きましょう」の時間がなんと長いことか。 自由に描くだけだったら、家でやったらいいじゃないかと思うことしきりでした。 講師の絵も、内容がどうこう言う以前に「きたない」。 ぱっとみて、すぐにわかるような、 ちょっとの気づかいすらできていない。 そんな絵を「いいでしょう?」みたいな感じで、にこにこと見せられて 「う〜ん・・・」と思ってしまいました。 思いを伝えるために、技術と知識というのはあるはずなのに、 どの絵をみても、「人に見せる」という思いがみえなかったのです。 カリキュラムの中で習う絵も、そんな絵ばかりで。 たとえるのなら、 人に手作りのお菓子を あげようというときに、 洗っていない汚れたお皿で出すのか。 たとえるのなら、 昨晩の残り物を混ぜてぐちゃぐちゃになった「味噌汁かけごはん」を、 隣の人にあげるのか。 そう思ったんですね。 しかもこの講師は、 「パステル和(NAGOMI)アート」の代表に直接習ったと聞いて、 目の前が真っ暗になりました。 「このままでは使えない」 「子供だましにもならない」 これが資格取得の講座を修了したときに、真っ先に思ったことでした。 だけど、もう1つ思ったことがあります。 「パステルというジャンルには可能性がある」 それから、「使える」ように、 そして、何よりも生徒さんに「たのしんでいただける」ように 様々な技法の研究と絵柄の開発に入りました。 この画材を使ったアートをもっと発展できないものか。 でも、自分だけが描けても仕方がない。 「誰でも描いて楽しめる」というところは絶対にはずせないところ。 そうした末に生まれたのが、 パステル学校で使っている図案の数々と100の技法です。 どれも、机上の空論や仲間内の褒めあいで生まれたものではなく、 実際の教室で、生の声、反応をもとに生まれた図案であり、 ノウハウやテクニックです。 資格講座でお教えする図案は実際の教室で、 生徒さんに人気のものばかりをセレクトしています。 100の技法は、パステル学校が開発した技法を体系化し、 末永く伝わっていくに値する内容となっています。 当然、ほかでは習うことができません。 どれもパステル学校独自のもので、 現場での経験と、 実際の教室から生まれた、まさにここにしかないものとなっています。 パステルの夢をのせた「パステルドリーミングアート」は 進化する運動体、エンターテイメントです。 資格講座・特別講座のほかに たかはしりょうた自身も、 パステルをはじめたときから変わることなく、 今も教室で一般の生徒さんに教え続けています。 その取り組みは、これからも変わることはありません。 「ともに描きあげていく、ともに夢をみる」 この感覚は現場でしか味わえませんし、この感覚を知らなければ、 きっと教えるときにウソの言葉になってしまう。 そう思っています。 ここまで読んでくださったみなさん、本当にありがとうございます。 ようこそ、パステル学校へ。 ようこそ、パステルドリーミングアートの世界へ。
【一般向け講座】 3/14(土) 中止 ワークショップ+ (岐阜県大垣市) 4/18(土) 中止 ワークショップ+ (岐阜県大垣市)